Bluetoothヘッドフォンが進化する予感

海外では、iPhone7の発売を前にして、Bluetoothヘッドフォンの売り上げが大幅に伸びているようです。
http://www.macrumors.com/2016/07/28/bluetooth-headphone-revenue-up-iphone-7-launch/

これに先駆けて、MotorolaからMoto Zという、ヘッドフォンジャックの無いスマホが発売されています。
http://hypebeast.com/jp/2016/6/motorola-moto-z-reveal

Appleは、レティナスクリーンや、指紋認証など、トレンドを作ってきたので、ヘッドフォンジャック無しの傾向は広まる予感がします。
そもそもヘッドフォンジャックを無くすメリットとは何でしょうか?:

・Apple的に、Beatsのヘッドフォンを売りたい
Appleはヘッドフォン会社のBeatsを買収したので、Bluetooth、またはLightningケーブルのヘッドフォンを売りたいかもしれません。

・器体が薄くなる。
Appleは薄さに異常なこだわりがありますので、これはあるかと思います。厚さを今のままでバッテリーを増やした方がいいとは思いますが。

・音質が良くなる。
Lightningケーブルはデジタルですので、音質が良くなる可能性があります。

・他:防水、根本的なデザイン変更、単に古い規格だから、など…

どちらにせよ、二股のコンバーターをLightningのコネクターに差し込んで充電しながら、音楽を聴く、といった使い方は通常考えにくいので、Bluetoothヘッドフォンを買うユーザーは増えるのでは無いでしょうか。

Bluetoothヘッドフォンといえば、音質が良くない、よく切れる、遅延が出る、などあまり評判はよくありません。高音質を実現するBluetoothの規格であるapt-xも対応機種が少なく、高価です。

これが、購入に興味を示すユーザーが爆発的に増えれば、価格も下がり、デザインにも幅が出て、かつ関連会社には投資も集まりますから、技術的な革新も期待できるのではないでしょうか。

iPhone7のヘッドフォンジャックが無くなるのは、ほぼ決定のような雰囲気になっていますが、実際にはわかりません。

ただ、Bluetoothなどのワイヤレス技術が進むのは大歓迎ですね。

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